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フランチャイズ本部構築に必要な人とは?
フランチャイズ本部を立ち上げる際には、通常社内でプロジェクトを結成します。フランチャイズ本部をスタートさせるためには、社内の様々なノウハウを体系化することが求められます。そして、継続的に本部を運営していくためには、社内のそれぞれの担当部署の協力が欠かせません。したがって、プロジェクトには多くの関係者の関与が必要です。
フランチャイズ本部構築を成功させるためには、それらの人たちをまとめ、スケジュール通りに業務を推進するプロジェクトリーダー(責任者)の存在が最も重要となります。そして、フランチャイズ本部構築のプロジェクトリーダーとしてふさわしいのは、以下のような要件を備えた人です。
目次
<FC本部構築プロジェクトリーダーの要件>
・当該事業に関して十分な知識と経験を有していること。
・経営トップとダイレクトにコミュニケーションが図れる立場にいること
・社内他部門のトップと直接折衝ができること
・自律的に業務を設計、推進できること
・経営トップの事業に対する思いに共鳴し、同じニュアンスで語れること
・あきらめないで前向きに努力を続けられること
・タイムマネジメント能力に優れ、スケジュール管理を徹底できること
・営業力に優れており、誰とでも積極的にコミュニケーションが図れること
・リーダーシップに優れ、経営者マインドを持っていること
社内にフランチャイズビジネスの経験者がいないという場合が一般的ですので、社外からフランチャイズビジネスの経験者をスカウトしようというような動きもよく見受けられますが、当該事業に関しての知識や経験、社内での周りとの信頼関係の構築などを築くためには相当の時間を擁します。したがって、フランチャイズの経験よりも社内で当該事業を成功させた人が適任です。そして、フランチャイズ本部としての仕組みづくりに関しては、専門家に任せた方がはるかに時間やコストの効率化につながります。
フランチャイズチェーンの最大のメリットは、少ない本部人員で多店舗を運営できるというところです。したがって、本部構築に際しても、初期の段階から多く専任者が必要な訳ではありません。当初は、現業との兼務でプロジェクトを進めて準備が整って、実際に加盟店募集を開始する段階で、加盟店開発担当者などを専任化していくという流れとなります。
まずは、当該事業に精通した担当者を選ぶことがフランチャイズ本部構築成功の第一歩となります。