オーナー選びの難しさ
フランチャイズ本部が永続的に成功するには、新規加盟店が継続して成功することが必須となります。新規加盟店が成功する要件として重要なのは、加盟オーナーが当該事業に向いているかどうか、一生懸命事業に専念できるかどうかという点です。当該事業を好きになれない、自分で積極的に運営したくないなどの場合は、成功する確率が低くなります。
しかし、フランチャイズ加盟の際に面談したくらいでは、加盟オーナーの資質は把握しきれません。また、短期間の研修だけでは、なかなかその適性は判断しきれません。
加盟希望者の適性を判断するしくみ
そこで、加盟希望者の適性を判断して、尚且つ開業に向けた資金面での支援もできるという仕組みが「インターン制」です。加盟希望者に、契約社員として数か月から最大1年間くらい店長見習のような形で、直営店で働いてもらい、その間に業務に習熟してもらい尚且つ一定の給与も受け取れるという制度です。本部側では、その間の働き具合をもとにして、加盟オーナーとしての適性があるかどうかを判断できるというメリットがあります。
多くのFC本部で、加盟させてみたら、予想以上に事業に対する思い入れがない、接客態度が悪い、部下を使えないなど、の問題が発生して、なかなか計画通りの実績が挙げられないというオーナーが散見されます。
そんな問題を解決する手段として、個人加盟を中心にしているFC本部においては、加盟オーナーとのミスマッチを回避するためにインターン制の導入を検討されればいかがですか?オーナーの資質は加盟店が成功するかどうかに大きくかかわってきます。
インターン制の導入支援に関しては、こちら(アクアネット/ウェブサイトを開きます)まで