スーパーバイザーのタイムマネジメント

フランチャイズチェーンのスーパーバイザー(SV)という仕事は、コンサルタントであり、営業職であり、企画職でもあり、と多岐にわたります。しかも1店舗ではなく、複数の店舗を相手にして、その全店舗の営業成績を上げるためのサポートをし、成果を上げることによって、SV自身が評価されます。それだけに、やりがいのある職種と言えます。

それだけに、日々時間に追われるというSVも少なくありませんが、どのような仕事でも「追われて」いては目覚ましい成果も望めません。
如何に優先順位の高い課題に時間を使えるか、FC加盟店が自ら行動してもらえるよう適切なコミュニケーションを図れるかなど、SVのビジネス知識やスキルを磨くことが求められます。
それらの基本であり最も重要なスキルが、SV自身のタイムマネジメントです。 

仕事内容をどう切り分けるか?
一般にビジネスマンがタイムマネジメントすべき事柄は、大きく次の2つに分けられます。
*アポイント管理
*タスク管理
SVで言えば以下のようなことがあります。
 *アポイント管理 — 社内会議 加盟店訪問/打合せ 研修 外部との打合せ
 *タスク管理 — 加盟店の実績管理 訪問準備 訪問後報告 依頼業務の管理
          社内ルーティン業務
ルーティン業務にも、年次、月次、週次、日次の業務があります

これらの中で、SVが最も時間をさかなければならない業務とは何でしょうか?
それは言うまでもなく加盟店とのコミュニケーションの時間です。
しかもそれは「加盟店からかかってくる電話への対応」ではありません。
加盟店が抱える問題の解決のために、SV自らが計画、行動する時間です。

そうしたタイムマネジメントが出来るようになるために、本部がやるべきことがあります。

それはSVの標準的な業務を改善して、トレーニングすることです。
まずは、現在の業務内容、SVが使っているツール(報告書など)、業務種類ごとの工数などの現状を把握して、改善する方途を検討します。
こうしたSVメンバー全員に共通する業務力の改善を推進することは、SV個人の業務力の改善に繋がります。
そして、それがF Cオーナーとの信頼関係の醸成につながり、徐々に加盟店の成果にも現れて行くことは間違いありません。

山崎 純一郎/ Junichiro Yamazaki

投稿者プロフィール

サービスFC本部で法務室長、経営企画部長等を経て、2003年より現職。フランチャイズ本部構築コンサルティングのほか、品質マネジメントシステム(ISO9001)取得支援コンサルティング、フランチャイズ本部のオペレーションマニュアルの企画・編集・制作を担当。そのほかに、研修講師、執筆等も行っている。

株式会社アクアネット フランチャイズ経営研究所 マネジャー チーフコンサルタント
NFCA認定FCコンサルタント AFP(日本FP協会認定)・2級FC技能士(ファイナンシャルプランナー)

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