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フランチャイズチェーン1号店
先日、テレビの情報番組でモスバーガー1号店の東京成増店が紹介されていました。
モスバーガー成増店をオープンしたのが、1972年6月。もう44年営業を続けているということです。
ちなみにフランチャイズ加盟店1号店は、1973年11月オープンの名古屋新端店です。直営店オープンから1年半でもうフランチャイズ加盟店がオープンしています。当時は、このくらいのスピード展開も珍しくなかったようです。
モスバーガー1号店の話が出たので、競合チェーンの1号店についても調べてみました。
まず、モスバーガー最大の競合チェーン、マクドナルドです。
日本1号店は1971年7月オープンの東京銀座の三越店でした。日本一の繁華街の老舗デパートの銀座通りに面した1階に出店。
アメリカの食文化が一気に日本に普及するきっかけとなるほどインパクトのあるお店でした。
ちなみにフランチャイズ1号店は、1976年2月オープンの沖縄県浦添市の牧港店です。
また、同年12月には、スタートから5年で100店舗を達成しています。
マクドナルドが登場すれば忘れてはならないのが、ケンタッキーフライドチキンです。
1970年の大阪万博でKFCインターナショナルが実験店を出店し、大人気を博したことをきっかけに、同年11月に愛知県名西店を1号店としてオープン。
1971年9月には、フランチャイズ加盟1号店として江の島店を開店しています。
1973年には100店舗を達成し、フランチャイズ展開を始めてたった2年程度で100店舗を達成という驚くべきスピードで拡大しています。
マクドナルド、KFCに並んで、アメリカからやってきたブランドとして業界トップを走り続けるチェーンとしては、ミスタードーナツがあります。
ミスタードーナツの日本1号店は、1971年オープンの大阪箕面店です。
フランチャイズ加盟店一号店は同年オープンの大阪京橋店。1974年には、100号店出店を達成。こちらもスタートから3年で100店越えというハイスピードでの拡大を実現しています。
ここまで紹介した飲食チェーンに続いて出現したのが、CVSです。セブン-イレブンは、直営出店はせずに、1974年5月にフランチャイズ加盟店として東京豊洲に1号店をオープンしています。100店舗到達は、1976年5月。1980年11月には1,000店舗を達成しています。
ローソンは、1975年6月に大阪桜塚店を1号店としてオープン、同年9月には桃山にフランチャイズ加盟店1号店をオープン。1979年に100号店出店を達成しています。
ファミリーマートは、1973年埼玉県狭山市に実験店として1号店をオープン(現在の入曽店)。
1978年に千葉県船橋市にフランチャイズ加盟店1号店を開業しています。ファミリーマートは他チェーンと比較すると実験期間が比較的長いという印象です。セブン-イレブンよりは7年遅れとなりますが、1987年に1,000店舗を達成しています。
いま日本には、2,000以上のフランチャイズチェーンが存在するといわれていますが、その1号店がいつどこにできたかというのは興味深いテーマです。1号店が残っているところとそうでないチェーンもありますが、まだ健在の1号店を訪ねてみるのも面白いかもしれません。興味にある方は是非。