フランチャイズチェーンとして成功するためには、理念とビジネスパッケージにふさわしいフランチャイズシステム(フランチャイズチェーンを運営するための基本的な仕組み:フランチャイズ契約のベースとなるもの)を導入することが不可欠です。

そして最適なフランチャイズシステムを導入するためには、フランチャイズシステムのいくつかのタイプを知ることが重要となります。

 

フランチャイズシステムには、以下のようなタイプがあります。

 

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 ビジネスフォーマットタイプは、フランチャイズシステムの基本形です。本部が加盟店に対してビジネスパッケージの運営を許諾して、対価としてフランチャイズフィーを徴収するというものです。
 トラディショナルタイプは、伝統的なフランチャイズシステムと呼ばれ、製品や原材料と商標使用などを許諾して対価を徴収するタイプです。ビジネスフォーマットタイプのように、運営や経営全般をサポートするというよりもモノの提供とブランド使用の許諾のみという場合が一般的で、現在日本ではフランチャイズビジネスとしての範疇には入っていません。ガソリンスタンドやコカ・コーラなどがこのタイプです。
 コンバージョンタイプは、ビジネスパッケージタイプの変形タイプで、加盟者が同業者に限定されているものを指します。不動産業のセンチュリー21やアパマンショップなどがこのタイプです。
 ターンキータイプは、ビジネスパッケージの変形タイプで、本部が店舗や商品などを用意して加盟者はほとんど初期費用をかけずに事業を始められるというタイプです。最近は、大手コンビニエンスストアや弁当チェーンなどでよく採用されています。

 

 

民谷昌弘

民谷昌弘

投稿者プロフィール

フランチャイズビジネス全般のコンサルタントとして、百社を超える新規本部の立ち上げを支援し、これまで数百社に及ぶフランチャイズチェーンの運営改善や教育研修、加盟店開発支援などの実績を持つ。
  
   株式会社アクアネット フランチャイズ経営研究所 代表取締役社長
   (一社)日本フランチャイズコンサルタント協会 会長
   (一社)日本フランチャイズチェーン協会
   SV学校、経営士講座、FC本部構築講座 講師
   独立行政法人中小企業基盤整備機構  経営支援アドバイザー

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