フランチャイズシステムで、働く女性を支援できるか?

先日の日経新聞に、女性と高齢者の就労人口が初めて全体の5割を超えた、という記事が掲載されていました。
少しだけ引用して紹介します。

総務省が29日公表した2015年国勢調査の抽出速報集計で、就業者全体に占める女性と65歳以上の高齢者の割合が初めて5割を超えたことが分かった。

 中略

 女性の就労が拡大する一方、残る課題は子育てと仕事の両立だ。女性の労働力率を年代別にみると25~29歳の80.9%をピークに、30代は72.4%まで低下。結婚や出産を機に退職してしまうためだ。育児後に復職して労働力率は再び上昇し、40~44歳は75.7%、45~49歳は78.0%まで上昇する。この「M字カーブ」を解消できれば日本経済の下支えにつながる可能性がある。

少子高齢化が進む中、日本の社会の構造が大きく変わってきています。
中でも女性が社会に出て働く傾向はドンドンと強まっています。

そんな女性の就業の状況を、先の記事から年代別に見てみると、次のようになってます。

25~29歳:80.9%

30代  :72.4%

40~44歳:75.7%

45~49歳:78.0%

 
30代で大きく落ち込み、その後少しずつ回復しています。
これは結婚・出産により退職する人が多いことを表しています。

このデータからもわかるよう、30代の働く女性が、結婚・出産しても働き続けられるよう支援をするサービスというのが、いま非常に求められています。

これが実現できると、日本全体にとっても、非常に有意義なことでしょう。

フランチャイズシステムを使って、なんとかできないものでしょうか。
十分に可能だと思います。

具体的な事例で見てみると、
例えば、延長保育やアフタースクール(学童保育)のようなサービスでしょうか。
最近ではこれらに、英会話やスポーツが身に付くなどの付加価値をつけたサービスが、どんどんと広まっています。
フランチャイズ展開を行っている企業も増えてきています。

これは一例ですが、フランチャイズシステムにはこういった社会の大きな課題を解決するという可能性が秘められています。
我々も、フランチャイズビジネスを通じて、より良い社会づくりに、少しでも貢献できればと考えています。
一緒に頑張ってみませんか。

 

 

松久 憲二

投稿者プロフィール

株式会社アクアネット フランチャイズ経営研究所 副社長COO シニアコンサルタント
一般社団法人日本フランチャイズコンサルタント協会 代表理事
特定非営利活動法人 起業応援倶楽部 理事長
昭和43年生まれ。大分県出身。
宮崎大学工学部電子工学科卒業後、大手コンサルタント会社、大手生命保険会社を経て現職。
フランチャイズ本部の立ち上げから加盟店開発などを中心とした経営コンサルティング、執筆および講演等の活動を行っている。

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