フランチャイズとはなんですか? あなたは答えられますか。
フランチャイズとはどんなものなのか?
わかっているようで意外とわかっていないという機会によく遭遇します。
フランチャイズというと、ハンバーガーショップなどのファストフードやコンビニをイメージする人が多いのではないでしょうか?
このようなフランチャイズ本部が主要プレイヤーであることは確かですが、フランチャイズの範疇はもっと幅広くなっています。
最近では、デイサービスなどの介護サービスや個別指導学習塾のような教育事業、ネイルサロンやマッサージなどの美容やリラクゼーション事業などサービス業分野にも広がっています。
休日にショッピングセンターや商店街などの出かけた際、よく観察すると我々の生活環境に驚くほどフランチャイズビジネスが浸透していることにお気づきになるかもしれません。
しかしフランチャイズとは?と尋ねられたら意外と答えられないのではないでしょうか。
ここで、フランチャイズチェーン協会によるフランチャイズの定義を紹介します。
(一社)日本フランチャイズチェーン協会の「フランチャイズ」の定義
フランチャイズとは、事業者(「フランチャイザー」と呼ぶ)が他の事業者(「フランチャイジー」と呼ぶ)との間に契約を結び、自己の商標、サービスマーク、トレード・ネームその他の営業の象徴となる標識、および経営のノウハウを用いて、同一のイメージのもとに商品の販売その他の事業を行う権利を与え、一方、フランチャイジーはその見返りとして一定の対価を支払い、事業に必要な資金を投下してフランチャイザーの指導および援助のもとに事業を行う両者の継続的関係をいう。
わかりずらいですか?
フランチャイズはアメリカ発祥のシステムです。
従って、本部のことをフランチャイザー(Franchiser)、加盟店をフランチャイジー(Franchisee)と呼ぶなどカタカナ用語が多くなっているのもわかりずらくしている原因かもしれません。
この定義を要約すると、
自社の事業(店舗)で成功した人(フランチャイズ本部)が、他者(加盟店)にブランドの使用権や経営方法を提供し継続的にサポートする。提供された人は、対価として金銭を支払う。
という感じでしょうか。
定義はシンプルですが仕組みを導入するとなると更に理解を深めることが必要です。
今後少しづつ解説していきます。
楽しみにしてください。