フランチャイズ本部もスマホ対応を!

先日のある打ち合わせ時のことです。
ある参加者が「○○セミナーっていつの開催だった?」という質問をしました。
誰もわかりません。
すると全員がスマートフォンで検索を始めました。

別の日の食事の席の話です。
ある経営者が、自分がバイブルのように持ち歩き参考にしている本を紹介しました。
参加者全員が、スマートフォンで表紙の写真を撮ったり、書名でネット検索していました。中には、その場で、Amazonで購入した人もいました。

この2つのエピソードに共通するものは「スマホで検索」です。

少し古い統計ですが、総務省の調べでは、平成26年(2014年)のスマホ利用率は6割を超えており、20代では約94%に達しています。
直近の調査では、75%、約4人に3人がスマホユーザーという結果もある程、スマホ利用率は更に高まってきています。

<平成 26 年モバイル機器等の利用率(全年代・年代別) >
30.フランチャイズ本部もスマホ対応を!20160427記事挿入hoto出典:「平成 26 年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書」
(総務省情報通信政策研究所)

実際、先日お話しを伺ったあるスポーツクラブでは、新規会員募集ページへのアクセスの約75%がスマホ経由だったそうです。
しかも、増加が著しいのは60歳代とのこと。
高齢者ターゲットの場合、ネットやスマホ集客は難しいという認識はもはや過去の話です。

フランチャイズ本部としては、このような急速な環境変化に対応していく必要があります。

店舗における集客、あるいは加盟店開発などでの対応は大丈夫ですか?
一度自社サイトのスマホでの閲覧比率を確認してみてください。

 

松久 憲二

投稿者プロフィール

株式会社アクアネット フランチャイズ経営研究所 副社長COO シニアコンサルタント
一般社団法人日本フランチャイズコンサルタント協会 代表理事
特定非営利活動法人 起業応援倶楽部 理事長
昭和43年生まれ。大分県出身。
宮崎大学工学部電子工学科卒業後、大手コンサルタント会社、大手生命保険会社を経て現職。
フランチャイズ本部の立ち上げから加盟店開発などを中心とした経営コンサルティング、執筆および講演等の活動を行っている。

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