フランチャイズ本部が海外進出を成功させるための必要な要件が”ローカライズ(現地化)”です。
つまり、現地で成功業態をつくるということです。
言葉ではわかりずらいのでいくつか事例を見てみましょう。
まずは、タイ(バンコク)のマクドナルド。
店頭のドナルド人形が両手を合わせています。
店内ではカウンターのクルーも同じように手を合わせて迎えてくれます。
仏教国という環境にあわせた現地化です。
続いて、同じくバンコクの丸亀製麺と吉野家。
日本にはない商品が販売されています。
日本では邪道とされるであろう豚骨スープのうどんは、アジアでは当たり前に食べられているようです(しかも、意外と美味い)。
マレーシア(クアラルンプール)のスターバックスはドリンクメニューの大項目に、チョコレートという分類が。
チョコレート大好きなマレーシアの国民性に配慮したメニューのようです。
こちらもクアラルンプールのセブン-イレブン。
まとめ買いで割安になるという売り方が多い地域性に従いコンビニでもまとめ買いを促すPOPが目立ちます。
このような事例は海外で街を歩くと至る所で見つかります。
ポイントは、現地の国民性や商習慣などをよく把握して適合するということです。
当たり前のにことですが、現地での生活体験が少ない人には難しいことでもあります。
従って、この壁を乗り越えるために現地パートナーの協力を得るという方法を採用するのが一般的です。
良いパートナーを見つけ、しっかりとローカライズ(現地化)に取り組んでください。