若いフランチャイズ本部でも簡単にブランディングできる方法とは

フランチャイズ本部にとってブランドは最も大切なものの一つです。
ブランドで競合に勝てるという状況は、全てのフランチャイズ本部にとっての目標です。

しかし、実績を積み上げ、お客様から信頼され選ばれるブランドを築くためには、相当な時間と労力がかかります。
一朝一夕には手に入らない、非常に難しい課題です。

ところが、まだ若いフランチャイズ本部でも、一気に信用を付け、名前を売る方法があります。

何だと思いますか?

それは、外部の表彰制度などを活用することです。

弊社のクライアントでも、以下のような表彰などを受けている本部があります。

・経営革新計画取得ビジネスモデル
・先進的なリフォーム事業者表彰
・IT経営力大賞 優秀賞
・横浜市ビジネスグランプリ・ファイナリスト など

これは一例ですが他にも色々とあります。ちょっと違いますが、ビジネスモデル特許を取得するというのも似たような形でしょうか。

このような表彰などは、国や自治体、大手企業、業界団体などが主体となって行うことが多くなっています。
従って、受賞すると
 ・国から認められた
 ・公的に有用なビジネスだと認定された
という印象を周囲に与えることができます。

これは、フランチャイズ本部にとっては非常に大きな勲章です。
ブランディングに効きます!

特にスタートしたてのフランチャイズ本部においては、自社で「我々のビジネスは凄い」とアピールしても説得力がない場合が多いでしょう。

これが、「国や自治体などの信頼できる第三者が評価しているビジネス」と表現できるだけで、相手の反応は全く違うものになります。

自社の所属する業界や地域で、ブランディングに活用できる表彰制度等はないか、一度確認してみては如何でしょうか。

松久 憲二

投稿者プロフィール

株式会社アクアネット フランチャイズ経営研究所 副社長COO シニアコンサルタント
一般社団法人日本フランチャイズコンサルタント協会 代表理事
特定非営利活動法人 起業応援倶楽部 理事長
昭和43年生まれ。大分県出身。
宮崎大学工学部電子工学科卒業後、大手コンサルタント会社、大手生命保険会社を経て現職。
フランチャイズ本部の立ち上げから加盟店開発などを中心とした経営コンサルティング、執筆および講演等の活動を行っている。

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