改善策は万全、でも成果につながらない。その2つの理由!

スーパーバイザーは、問題解決のための改善策を立案し、加盟店に提案し実践をサポートします。

素晴らしい改善策を考え、
「さあ、これで問題は解決だ!」
と自信満々でも、思うように成果につながらない場合があります。

立案した改善策が正しいのに成果につながらない(改善できない)場合、2つの理由が考えられます。

何だと思いますか?

以下の2つです。

  1. 正しくやっていない
  2. やっていない

これだけです。

まず、1の「正しくやっていない」となる原因は、「やり方がわからない」、「スキルが足りない」などが考えられます。
したがって、原因に合わせて、「やり方をマニュアル化して再度教育する」などに取り組めば成果が期待できます。

次に、2の「やっていない」です。
いくら素晴らしい改善策を考えても、やっていなければ当然成果は出ません。
実際の現場では、このケースが最も多いように感じています。

やらない原因は色々と考えられますが、よくある原因としては、

  • 具体的な行動に落とし込めていない
  • 数値目標や納期などが不明確
  • 行動したかどうかの確認が不十分
  • きちんと評価をしていない

などがあります。
スーパーバイザーとしては、細かいアクションプランを加盟店と共有し、進捗を管理することが大切です。
改善策の内容は良いが成果につながらないと感じたら、上記の2点を点検してみてください。

 

松久 憲二

投稿者プロフィール

株式会社アクアネット フランチャイズ経営研究所 副社長COO シニアコンサルタント
一般社団法人日本フランチャイズコンサルタント協会 代表理事
特定非営利活動法人 起業応援倶楽部 理事長
昭和43年生まれ。大分県出身。
宮崎大学工学部電子工学科卒業後、大手コンサルタント会社、大手生命保険会社を経て現職。
フランチャイズ本部の立ち上げから加盟店開発などを中心とした経営コンサルティング、執筆および講演等の活動を行っている。

この著者の最新の記事

関連記事

株式会社アクアネット フランチャイズ経営研究所
企画・編集/株式会社アクアネット フランチャイズ経営研究所
ページ上部へ戻る