フランチャイズ本部こそ、ネーミングで差別化を!

ヒット(HIIT=High-intensity interval training)と言うトレーニングを知っていますか?

私は最近、いつも通っているジムのトレーナーから教わりました。

強度の運動とインターバル(休み)を繰り返すことによって、短時間で筋力トレーニングと有酸素運動を効率的に行うというようなプログラムです。1分運動して30秒休むなどを繰り返します。

どうやら、「他のトレーニングより6倍も脂肪が燃えやすくなる」んだそうです(受け売りです)。

私も昔運動部にいましたのでこういったトレーニングはよく行っていました。

しかし、どういう効果があるのかというのを意識して取り組んだことは、あまりなかったように思います。

しかし今回、ジムで、「ヒット(HIIT)というトレーニングがあるんです」と紹介され、興味をひかれたので実践してみました。そして、本当に効果があると実感し、「ヒットってすごいなぁ」と今ここで紹介までしています。

フランチャイズ本部においても、ヒットに相当する名前をつける(ネーミング)が非常に大切なことです。

フランチャイズ本部にとっては、独自の商品・サービスによって差別化を図るというのは最重要課題の一つです。

したがって、各本部共に努力を惜しまず素晴らしい商品・サービスの開発に取り組んでいます。

では、素晴らしい商品・サービスができればそれで十分でしょうか。

どんなに素晴らしい商品・サービスでも、お客様にその存在が知られなければ売れません。魅力を感じてもらえなければ利用してもらえません。

 

つまり、お客様への伝え方が非常に大切なのです。

この伝え方の一つの有効な方法がネーミングです。

商品ブランド、サービスブランドといわれるものです。

 

「競合に比べてどこが強みですか?」

という質問を加盟希望者からよく尋ねられます。

その時に、

  • 「我々には○○システムという仕組みがあります」
  • 「○○という独自の商品があります」
  • 「○○という独自開発の機械を使用しています」

などと答えられると、説明もしやすく、かつ伝わりやすくなります。

自社の強みに名前を付ける。

簡単なことですが、強力な武器になります。

是非とも取り組んでみてください。

 

 

松久 憲二

投稿者プロフィール

株式会社アクアネット フランチャイズ経営研究所 副社長COO シニアコンサルタント
一般社団法人日本フランチャイズコンサルタント協会 代表理事
特定非営利活動法人 起業応援倶楽部 理事長
昭和43年生まれ。大分県出身。
宮崎大学工学部電子工学科卒業後、大手コンサルタント会社、大手生命保険会社を経て現職。
フランチャイズ本部の立ち上げから加盟店開発などを中心とした経営コンサルティング、執筆および講演等の活動を行っている。

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